日本陸連は11日、21日に横浜・日産スタジアムで開催される「セイコーゴールデングランプリ(GGP)陸上2023 横浜」男子100メートルの追加出場選手を発表し、元日本記録保持者の桐生祥秀(27=日本生命)が出場すると発表した。

桐生は昨年6月から、国指定の難病「潰瘍性大腸炎」の影響などで休養し、今年3月に実戦復帰した。今月6日の木南記念(大阪)男子100メートル予選では、10秒03をマーク。20年8月以来の10秒0台に「想定以上」と手応えを口にしていた。

昨夏の世界選手権(米オレゴン州)男子200メートル代表で、9秒98の自己ベストを持つ小池祐貴(27=住友電工)も参戦。4月29日の織田記念(広島)で男子100メートルを制した柳田大輝(19=東洋大)も出場が決まった。