昨年6月の日本選手権男子100メートル3位で、同7月の世界選手権(米オレゴン州)男子400メートルリレー代表の柳田大輝(19=東洋大)が、追い風2・7メートルの参考記録ながら10秒15をマークした。12日に行われる準決勝進出を決め「今日は風が吹いていて、追い風参考なら(9秒台も)出る手応えも走っていて感じた」と好感触を得た。

序盤から前へ出て、最後は流しながらフィニッシュ。「自分のパターンに持ち込めばタイムも付いてくる」とうなずいた。

準決勝に向け「スタートでしっかり出て、後半は風に乗っていけば、今まで以上にスピードが出ると思う。最後まで自分の走りをできるようにしたい」とさわやかな表情で誓った。