陸上女子のドルーリー朱瑛里(しぇり、津山高1年)が16日、中国高校総体(岡山・シティライトスタジアム)の女子1500メートル決勝で優勝し、全国への切符をつかんだ。自己記録を上回る4分16秒76をマークし、13年に足立知世(興譲館)が打ち立てた中国高校記録(4分17秒64)を塗り替えた。

序盤は2~3番手で控え、ラスト200メートルでスパート。前を走る選手を一気に引き離し、2位に3秒66もの差をつけてフィニッシュした。

ドルーリーは「入りの400メートルでいいペースに乗ることができ、レースの流れをつくることができました。体も軽く、調子も上がってきていました。応援も力になりました」とコメントした。

ブロック大会を制した15歳は、全国高校総体(8月2~6日、北海道・札幌市厚別公園競技場)に挑む。

ドルーリーは今年1月の都道府県対抗女子駅伝3区(3キロ)に出場し、区間新の9分2秒をマーク。17人抜きで注目を集めていた。