関東学連は16日、今日17日開催の全日本大学駅伝(11月5日、愛知・名古屋市~三重・伊勢市)関東学連推薦校選考会(神奈川・相模原ギオンスタジアム)のスタートリストを発表した。

選考会へは20校が参加する。各チーム8人が出場し、2人ずつ4組のタイムレース(1万メートル)を実施。合計タイムの上位7チームが、伊勢路への切符を手にする。

東海大は昨年11月の本大会で3区区間賞を獲得し、今季も好調のエース石原翔太郎(4年)と、5月の関東インカレ1万メートル1部で日本人トップの2位に入った花岡寿哉(2年)が最終4組にエントリー。チームの要が貯金をつくり、10大会連続出場へ導く。

今年1月の箱根駅伝で総合9位に入った城西大も、主力がエントリー入り。同大会で5区区間賞を獲得し、今夏のFISUユニバーシティゲームズ(中国)代表の山本唯翔(4年)と、同校初の留学生のヴィクター・キムタイ(2年)が最終組で出走する。関東インカレ2部ハーフマラソンで4位に入った平林樹(3年)は2組に入った。

15大会連続出場中の明治大は、1月の箱根駅伝7区区間賞の杉彩文海(4年)が補欠へ回り、4年生のエントリーは1組の児玉真輝のみとなった。3月の新潟ハーフマラソンで優勝した森下翔太(2年)は4組。下級生が中心となり、伊勢路への出場権をつかむ。

5大会連続5度目の出場を目指す東京国際大は、今季の出走レース全てで自己ベスト更新中の村松敬哲(4年)とアモス・ベット(1年)が最終組を担う。中央学院大は3月の学生ハーフマラソン2位の吉田礼志(3年)が4組でスタンバイ。昨年の同選考会で14位に沈んだ法政大は、主将の宗像直輝(4年)が1組、学生ハーフマラソン3位の松永伶(4年)が4組に入った。

スタートは1組が午後5時30分、最終4組が同7時30分。160人のランナーが、チームの思いを背負って駆け抜ける。

◆出場20校一覧

東海大、中央学院大、明治大、神奈川大、東京国際大、大東文化大、城西大、帝京大、立教大、日本体育大、法政大、日本大、山梨学院大、東京農業大、駿河台大、麗沢大、国士舘大、専修大、芝浦工業大、亜細亜大