6月の日本選手権を制した斉藤真理菜(27=スズキ)が61メートル67で初優勝を飾った。

1投目は56メートル05にとどまるも、2投目で61メートル67をマーク。その時点でトップにつけていた21年東京オリンピック(五輪)金メダリストの劉詩穎(中国)の61メートル51を上回った。3投目以降は50メートル台後半を続け、最終6投目でも61メートル15を記録した。

斉藤は6月の日本選手権で、昨夏の世界選手権銅メダリストの北口榛花(25=JAL)を撃破。今大会でも優勝したことで、世界ランキングでの世界選手権(8月、ブダペスト)代表入りへ前進した。