昨夏の世界選手権(米オレゴン州)400メートルリレー代表の柳田大輝(19=東洋大)が自己ベストとなる10秒02(無風)をマークし、金メダルを獲得した。

中盤から後半にかけて一気に差を広げた。レース後は右手を突き上げ、喜びをかみしめた。

13日の同大会予選、今日14日の準決勝ともに全体トップで通過した勢いそのままに、決勝で従来の自己ベストを0・08秒更新。8月の世界選手権(ブダペスト)の参加標準記録には0・02秒届かなかったが、日本歴代7位タイの好記録を残した。

同じく決勝に進んだ坂井隆一郎(25=大阪ガス)は10秒26で6位だった。