日本陸連は7日、オンライン会見を開き、19日開幕の世界選手権(19~27日、ブダペスト)の代表選手63人(個人種目は58人)を発表した。
男子100メートルには、昨夏の世界選手権(米オレゴン州)で日本人初の決勝進出を遂げたサニブラウン・ハキーム(24=東レ)らを選出。男子400メートルリレーには、サニブラウンに加え、坂井隆一郎(25=大阪ガス)、柳田大輝(20=東洋大)、鵜澤飛羽(20=筑波大)、上山紘輝(24=住友電工)、小池祐貴(28=住友電工)、水久保漱至(24=第一酒造)が選ばれた。
駒大のエースとして、昨季の3大駅伝「3冠」に貢献した田澤廉(22=トヨタ自動車)も男子1万メートルに名を連ねた。
東京五輪1500メートル8位入賞の田中希実(23=ニューバランス)は、女子1500メートルと5000メートルに選出。代表選手では男女を通じて唯一、個人2種目でのエントリーとなった。
その他にも、男子110メートル障害で6月に日本記録を更新した泉谷駿介(23=住友電工)や、世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)で通算4勝を挙げている女子やり投げの北口榛花(25=JAL)らも名を連ねた。山崎一彦強化委員長は代表メンバーについて、「史上最強の選手たちが集まって世界選手権に臨むことが出来る」と自信をみせ、「最近は世界大会でパフォーマンスを発揮できている。物おじせずに活躍している」と評価した。
代表選手は以下の通り。
【男子43人(個人38人)】
<男子100メートル>
サニブラウン・ハキーム(東レ)
柳田大輝(東洋大)
坂井隆一郎(大阪ガス)
<男子200メートル>
鵜澤飛羽(筑波大)
上山紘輝(住友電工)
<男子400メートル>
佐藤拳太郎(富士通)
中島佑気ジョセフ(東洋大)
佐藤風雅(ミズノ)
<5000メートル>
塩尻和也(富士通)
遠藤日向(住友電工)
<男子1万メートル>
田澤廉(トヨタ自動車)
<男子110メートル障害>
泉谷駿介(住友電工)
高山峻野(ゼンリン)
横地大雅(TeamSSP)
<男子400メートル障害>
児玉悠作(ノジマ)
黒川和樹(法政大)
<男子3000メートル障害>
三浦龍司(順天堂大)
青木涼真(Honda)
<男子走り高跳び>
真野友博(九電工)
赤松諒一(アワーズ)
長谷川直人(新潟アルビレックスRC)
<男子走り幅跳び>
城山正太郎(ゼンリン)
橋岡優輝(富士通)
吉田弘道(神崎陸協)
<男子3段跳び>
池畠旭佳瑠(駿河台大AC)
<男子やり投げ>
ディーン元気(ミズノ)
崎山雄太(愛媛陸協)
<男子十種競技>
丸山優真(住友電工)
<男子20キロ競歩>
山西利和(愛知製鋼)
池田向希(旭化成)
高橋英輝(富士通)
古賀友太(大塚製薬)
<男子35キロ競歩>
川野将虎(旭化成)
野田明宏(自衛隊体育学校)
丸尾知司(愛知製鋼)
<男子マラソン>
其田健也(JR東日本)
山下一貴(三菱重工)
西山和弥(トヨタ自動車)
<男子400メートルリレー>
サニブラウン・ハキーム(東レ)
坂井隆一郎(大阪ガス)
柳田大輝(東洋大)
鵜澤飛羽(筑波大)
上山紘輝(住友電工)
小池祐貴(住友電工)
水久保漱至(第一酒造)
<男子1600メートルリレー>
佐藤拳太郎(富士通)
中島佑気ジョセフ(東洋大)
佐藤風雅(ミズノ)
今泉堅貴(筑波大)
地主直央(法政大)
岩崎立来(三重県スポ協)
【女子20人】
<女子1500メートル>
田中希実(ニューバランス)
後藤夢(ユニクロ)
<女子5000メートル>
田中希実(ニューバランス)
山本有真(積水化学)
<女子1万メートル>
廣中璃梨佳(日本郵政グループ)
<女子100メートル障害>
寺田明日香(ジャパンクリエイト)
青木益未(七十七銀行)
田中佑美(富士通)
<女子走り幅跳び>
秦澄美鈴(シバタ工業)
<女子3段跳び>
森本麻里子(内田建設AC)
<女子やり投げ>
北口榛花(JAL)
斉藤真理菜(スズキ)
上田百寧(ゼンリン)
<女子20キロ競歩>
藤井菜々子(エディオン)
柳井綾音(立命大)
<女子35キロ競歩>
岡田久美子(富士通)
園田世玲奈(NTN)
渕瀬真寿美(建装工業)
<女子マラソン>
松田瑞生(ダイハツ)
加世田梨花(ダイハツ)
佐藤早也伽(積水化学)