21年東京オリンピック(五輪)7位入賞の三浦龍司(21=順大)が、世界選手権では初の決勝に臨み、6位入賞を果たした。8分13秒70をマークし、東京五輪より順位を1つ上げた。

これまで日本勢の最高成績は03年大会の岩水嘉孝の11位で、20年ぶりに最高成績を更新。メダル獲得までは1・72秒差だった。

主な一問一答は以下の通り。

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-レースを振り返って。

三浦 五輪の時よりも前に出ることができたので、うれしいというのが率直な気持ちなのと、もうちょっといけたんじゃないかなという悔しい気持ちもありつつ、収穫もあったなという感じです。

-レースはどういう展開をイメージしていましたか。

三浦 自分のレースプランとしては最初の1000メートルを落ち着いて入っていって、リズムをつくりながら他の選手と接触しないように、自分の障害をうまく越えていくことを目標にしていたので、全体を通して自分のレースプラン通りにはいったかなと思います。

-序盤で後半につけたのは作戦通りですか。

三浦 最初は後ろのほうへ行って、中盤から自分のペースでアップしていけるように位置取りをしました。

-海外勢の動きはイメージ通りでしたか。

三浦 予選よりは少しスローペースだったと思うんですけど、それを気にするんじゃなくて、自分のペースでレース展開をやっていくということだったので、狙い通りにいったと思います。

-それができたのは地力がついたからですか。

三浦 海外レースも踏むことができましたし、予想とそれにあわせた走りがマッチできるようになったのはこれまでの収穫かなと思いました。

-3位が見える中で意識はありましたか。

三浦 前の選手のアクシデントもあったので、逆にこのチャンスはいきたいと思っていました。

-メダルへの距離感はどう感じますか。

三浦 3番は現実味があるかもしれないですけど、1、2番に食い込むにはまだまだかなと思います。

-今はうれしさと悔しさはどちらのほうが大きいですか。

三浦 半々ですね。

-順大の先輩にあたる泉谷駿介選手の活躍は刺激になりましたか。

三浦 順大はほんとに偉大な先輩をたくさん輩出しているので、こういった大会で一緒になることはプラスになりますし、同じグラウンドで練習風景を見たりすることもできるので、そういった刺激をたくさんもらいやすい、良い環境にいるなと思っています。

-予選敗退となった昨夏からの成長はどう感じますか。

三浦 予選で終わってしまった時の悔しさに比べれば、入賞して、こうやって悔しいと言えることのほうが幸せだと思いますし、自分なりの成長を含めて、良かったと思えるブダペストの世界陸上だったと思います。