日本代表が男子400メートルリレー決勝に臨み、37秒83で5位となった。銅メダルだった19年ドーハ大会以来、2大会ぶりのメダル獲得とはならなかった。

9レーンの日本は1走が坂井隆一郎(25=大阪ガス)が得意のスタートで好走。2走の柳田大輝(20=東洋大)から3走の小池祐貴(28=住友電工)とつないだが、4走のサニブラウン・ハキーム(24=東レ)への受け渡しがうまくいかず、1度振り返ってからの走りだしとなった。猛然と巻き返したが、メダルには及ばなかった。優勝は米国、2位はイタリア、3位はジャマイカだった。

坂井 「メダルを取るというところは狙っていた。悔しいレースだった」。

柳田 「2走に(強豪が)集まってくる事はわかっていた。もっと個人の走りでできたことあった。力を付けたい」。

小池 「自分のところでできるだけ順位上げて渡そうっていう気持ちでいけて、心持ちもしっかりいい緊張感持っていきました。攻めた結果、ちょっと、あまりうまくいかなかったこともあって、まあ悔しい気持ちはありますけど、みんなここにしっかりピーク持ってくれたんで、チームとしては良かったのかなと思います」。

サニブラウン 「みんな、やれることは全てやって臨んだ決勝だったんで、メダル取れなかった事は悔しいですけど、この悔しい気持ちを、しっかり生かして、次、オリンピックもありますし、東京世界陸上あるんで、その前にしっかり調整して、みんなで次は金メダルを取れるように頑張っていきたいと思います。(今大会は)自分としては全く満足してない。まだまだやるべきことは多いかなと思います。