大学3大駅伝の2戦目となる全日本大学駅伝(11月5日)の大会主催者は11日、チームエントリーを公式発表し、中央大(中大)は今月9日の出雲駅伝で出走メンバーから外れたエース吉居大和(4年)ら16人を登録した。

今年1月の箱根駅伝で2位となった中大は、今季初戦の出雲駅伝で7位にとどまった。巻き返しを図る全日本へは、出雲路5区区間3位の溜池一太(2年)、同6区区間2位の湯浅仁主将(4年)らがエントリー入り。前回の伊勢路6区で区間新記録を打ち立てた吉居大の起用や、出雲駅伝で力を発揮できなかったメンバーの奮闘が鍵を握る。

湯浅主将は出雲駅伝後に「厳しさをもって1人1人集中してやりたい。生活面などの細かいところを見直し、ベストな状態でレースに臨めるようにしていきたい」と見据えていた。

全日本大学駅伝は愛知・熱田神宮から三重・伊勢神宮までの全8区間(106・8キロ)を、2つの選抜チームを含めた27チームで競う。今季の出雲2位の創価大、同3位で3年ぶりの全日本となる城西大、前回2位の国学院大などが出場する。

◆中央大のエントリーメンバー(★は出雲駅伝出走者)

【4年】大澤健人、★中野翔太、★湯浅仁、吉居大和

【3年】★阿部陽樹、★浦田優斗、東海林宏一、山平怜生

【2年】伊東夢翔、白川陽大、★溜池一太、★吉居駿恭、吉中祐太

【1年】柴田大地、本間颯、山■(■は崎の大が立の下の横棒なし)草太