大学3大駅伝の2戦目となる全日本大学駅伝(11月5日)の大会主催者は3日、区間エントリーを公式発表し、青山学院大(青学大)は10月9日の出雲駅伝で2区区間賞の黒田朝日(2年)を2区、同4区区間賞の山内健登(4年)を5区に登録した。

今季初戦の出雲駅伝で、優勝した駒大に3分37秒差の5位となった青学大は、5年ぶり3度目の伊勢路優勝を狙う。出雲路で結果を残した黒田と山内のほか、5月の関東インカレ男子2部1500メートルを制した宇田川瞬矢(2年)を1区、同インカレ男子2部3000メートル障害優勝の小原響(4年)を4区に配置。X(旧ツイッター)でアナウンサー風の動画を投稿し、3日時点で8600人以上のフォロワーを抱える田中悠登(3年)は最終8区で登録された。

今年1月の箱根駅伝4区区間2位の太田蒼生(3年)、7区区間7位の佐藤一世(4年)らは補員に回った。レース当日のメンバー変更は最大3人で、午前6時10分から同6時半までが期限となっている。

全日本大学駅伝は愛知・熱田神宮から三重・伊勢神宮までの全8区間(106・8キロ)を、2つの選抜チームを含めた27チームで競う。史上初の2年連続3冠を狙う駒大、今季の出雲2位の創価大、同3位で3年ぶりの全日本となる城西大などが出場する。

◆青学大の区間エントリー

〈1区〉宇田川瞬矢(2年)

〈2区〉黒田朝日(2年)

〈3区〉神田大地(2年)

〈4区〉小原響(4年)

〈5区〉山内健登(4年)

〈6区〉荒巻朋熈(2年)

〈7区〉平松享祐(1年)

〈8区〉田中悠登(3年)

〈補員〉佐藤一世(4年)、太田蒼生(3年)、若林宏樹(3年)、塩出翔太(2年)、鳥井健太(1年)