日本陸連ロードランニングコミッションリーダーの瀬古利彦氏が、初マラソン初優勝の平林清澄(きよと、21=国学院大3年)について「(28年)ロス五輪の大エースになりそうな気がします」と絶賛した。

「すごかった。30キロでしかけて、逃げ切った。初マラソンとは思えない、素晴らしい選手。大学3年で(マラソンに)勝った人は、昔、福岡(国際)で大学3年の瀬古利彦選手が勝った覚えがあるなあ。それ以来の快挙かな。自分でいうのも何ですが」と笑顔。

一方で「学生に実業団が負けているようじゃあ、少しみっともないというのはありますね。(実業団は)学生に負けたのは、少し悔いが残るかな」と話した。

最後に平林について「途中で笑っていたよね。普通、マラソンで笑わないよね。日本記録を出す力がある選手」と期待していた。

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