女子中長距離の田中希実(24=ニューバランス)が1500メートルで4分2秒98の9位となった。今季自己ベストを記録したが、パリオリンピック(五輪)の参加標準記録(4分02秒50)にはわずかに届かなかった。
5月30日(日本時間31日)のDLオスロ大会で3000メートルの日本新記録(8分34秒09)を樹立し、中2日で迎えたレース。スタート直後は縦長の集団の後方につけ、中位で前を追った。9番手でラスト1周に入り、粘りの走りを披露。レース前の時点での今季自己最高は5月19日のセイコー・ゴールデングランプリの4分7秒39で、この日は4秒41も更新した。21年8月の東京五輪以降に限れば、自己最高タイムをマークした。
今季は2月に米国でシーズンインし、1500メートルで室内日本記録を樹立。5月25日のDLユージン大会5000メートルでは自己4番目となる14分47秒69で参加標準記録(14分52秒00)を突破し、2大会連続の五輪代表入りを決めていた。
◆田中のパリ五輪への道 5000メートルは内定済み。1500メートルは6月30日までに参加標準記録(4分02秒50)を突破した上で日本選手権(6月27~30日)で優勝すれば内定となる。標準未突破や2位以下でも、同選手権の成績や6月末時点の世界ランキング次第で代表入り。800メートル(標準記録1分59秒30)も1500メートルと同じ内定条件となっており、セイコー・ゴールデングランプリでは「3種目で挑戦するかどうかは海外レースと合宿次第」と語っていた。

