自己ベスト9秒98の小池祐貴(30=住友電工)が10秒15(向かい風0・3メートル)で制したが、9月の世界選手権東京大会の代表入りを逃した。出場権獲得には参加標準記録の10秒00以内が必要だっただけに「実力が足りなかった」と受け止めた。多田修平(29=住友電工)も10秒32の8位にとどまり、出場権獲得の可能性が消滅した。

男子100メートルの出場枠は「3」。日本陸連が定める選考基準によれば、7月上旬の日本選手権の順位、参加標準記録の突破、世界ランキングの3つが重要な選考項目となる。

日本選手権を制した上で9秒99をマークした桐生祥秀は当確。2番手に日本選手権7位で10秒00を出した守祐陽(もり・ゆうひ)、3番手に9秒96を出した上で世界ランキング(Road to Tokyo)で日本勢最上位のサニブラウン・ハキームがつけている。

7月の全国高校総体(インターハイ)でU18世界新記録の10秒00をマークした清水空跳(そらと)は日本選手権準決勝敗退、今月16日に同じく10秒00を出した柳田大輝は日本選手権予選でフライングによる失格となったため、代表候補の中では4番手以降となる。

参加標準記録の有効期間は8月24日まで。7月の日本選手権2~6、8位の選手は10秒00、その他は9秒96を出せば、代表入りの可能性がある。