男子3000メートル障害の三浦龍司(23=SUBARU)が、8位で2大会連続入賞を飾った。決勝で8分35秒90を記録。残り1周で2連覇中のエルバカリ(モロッコ)を追い、一時はメダル圏内まで浮上したが、最終盤で失速した。自国開催の大舞台を「今まで一番最高です」とかみしめ「残り数十メートル。見えていた、届くかなと思ったけど、思うようにいかなかった」と表彰台への距離感を表した。
世界大会の入賞は21年東京五輪7位、23年ブダペスト大会6位、24年パリ五輪8位に続き3年連続4度目の快挙。トラックにおける男子個人種目の2大会連続入賞は、100メートルのサニブラウン(22、23年)に続いて2人目となった。
3000メートルを走る間に高さ91・4センチの障害物を28回、水がたまった水濠を7回越える競技。日本海に面した島根・浜田市で生まれ、幼少期に自然豊かな町を駆け回ったことが原点にある。「跳んだり、跳ねたりする動きは得意だった」。小学5年のころには二重跳びを6分間も継続。京都・洛南高で3000メートル障害と出合い、順大進学後は世界の第一線で戦い続けてきた。今年は走力を磨き、7月に日本新記録の8分3秒43をマーク。今季世界3位の持ちタイムを引っさげて臨み、自国舞台で力を示した。

