<陸上世界選手権>◇6日目◇15日◇モスクワ◇男子やり投げ予選

 09年ベルリン大会銅メダリストの村上幸史(33=スズキ浜松AC)は77メートル75のB組11位で決勝進出を逃した。

 1投目で77メートル75を投げ、2投目以降の記録更新が期待されたが、2投目はファール、3投目は76メートル74に終わった。

 村上は「こうすればやりが飛ぶとはっきりイメージしていたのに、それができなかった。気負うことはなく、事前に『大丈夫かな』と思うほどテンションが上がらなかった」と静かに敗因を分析した。

 予選通過ラインの82メートル50以上を投げた3人と、記録上位の9人の計12人が17日の決勝に進出した。