<陸上世界選手権>◇最終日◇18日◇モスクワ◇男子やり投げ決勝

 前回大会とロンドン五輪でともに4位だったベセリーが最初の投てきで87メートル17を投げ、そのまま逃げ切った。

 「左膝が痛く、少し風邪もひいていた。1投目で遠くに投げられてよかった」と初優勝に苦笑いした。

 世界記録を持つ母国の英雄、ゼレズニー氏に指導を受ける。「彼がここまで導いてくれた」と感謝し、「90メートルを投げられると思う」と将来の大台突破を宣言した。