池添謙一

ダービーを制した池添謙一騎手はオルフェーヴルに抱きついて大泣きする
ダービーを制した池添謙一騎手はオルフェーヴルに抱きついて大泣きする

競馬史に残る切れ味を持ち、2003年のJRA賞最優秀短距離馬・デュランダルには池添謙一が騎乗していた。マイルCSを連覇。連載「Legacy~語り継ぐ平成の競馬~」で池添が「競馬をデュランダルに教えてもらいました」と語った後、上記の言葉を口にした。デュランダルがそう言っていると。騎手人生で大きな転機となる出会いだった。のちオルフェーヴルでクラシック3冠をつかむ。池添は18年の有馬記念を出走唯一の3歳馬ブラストワンピースで制し、有馬最多の4勝を記録した。有馬男はG1を25勝(全日本2歳優駿含む。18年12月23日現在)。毎年デュランダルの墓参りを欠かさない。〝師匠〟は天から手綱さばきを見守っている。(^o^)

<競馬(騎手)・2018年11月13日掲載>