栃木ブレックスがBリーグ初代王者を決めるチャンピオンシップ・ファイナルに進出した。

 第3戦は前後半5分ハーフで行われた。前半は金丸晃輔らの活躍で、三河が2点リードで折り返し。後半は互いに激しいディフェンスで得点が伸びず。残り20秒で栃木が同点に追いついた。残り2秒でロシターが勝ち越しゴールを決め、逃げ切った。

 栃木のウィスマンHCは「これ以上ない試合。みなさんと分かち合えてうれしい。一番厳しい東地区を勝ち抜き、(CS)初戦で千葉を破り、きょう三河を破った。そしてリーグ最高勝率の川崎に挑む。最高のラストだと思います」と話した。また、田臥は「激しくここまで戦った三河さんに敬意を表したい。2戦目で最後の最後まで頑張って、点差があった中をあそこまで追いついた。この勢いのまま行けば第3戦も勝てると思いました。もう1回自分たちが挑戦者として、みなさんと一緒に挑みたいと思います」と話した。

 この日行われた第2戦を63-65の接戦で三河が制し、1勝1敗となって同日開催の変則的な第3戦にもつれこんでいた。

 ファイナルは27日、代々木第1体育館で1発勝負にて行われる。すでに進出を決めている川崎ブレイブサンダースと対戦する。