5日にテレビ東京で放送された、ドイツのデュッセルドルフで開催の卓球・世界選手権の視聴率が午後8時からの60分間で11・5%と高い数字を記録した。この日は女子ダブルス準決勝が放送され、伊藤美誠(スターツ)早田ひな(福岡・希望が丘高)組が中国の世界ランク1、2位ペアに挑んだ。惜しくも敗れたが銅メダルを獲得。午後6時30分から午後7時54分までが8・5%、午後7時54分から午後9時48分までが10・3%だった前日よりも注目度がアップした。

 また卓球に続いて同局で中継され、世界9位の錦織圭(27=日清食品)が逆転で8強を決めたテニスの全仏オープンも午後9時からの168分間で9・9%。こちらも好視聴率となった。

 同局は6月第1週のゴールデン帯(午後7~10時)の週間平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で8・6%を記録し、64年の開局以来、初の民放キー局3位。卓球&テニスが好調を後押しした形だ。