明治安田が16-0で警視庁に完封勝ちした。明治安田は2勝3敗、警視庁は1勝4敗となった。

 前節の8日、14-28で5年ぶりXリーグ復帰の富士ゼロックス東にまさかの苦杯を喫した明治安田。その日の夜にミーティングを行い、主将のDL蔀(しとみ)が言うように「敗戦から気持ちを入れ替えた」。

 結果は、第1Q10分42秒にRB山口の25ヤードTDランで先制した。その後、TEも兼ねるK赤津が第2~4Qに1本ずつのFGを決めると、ディフェンス陣が警視庁の反撃を封じた。

 前節を振り返り「ゼロックスには勝てるだろうという甘い気持ちがあった」と反省した赤津。「今日負けたらプレーオフはない」との覚悟で臨んだ。「ハドルも含め、テンポよくするオフェンスに撤した」。そして、完封勝ちでプレーオフ進出に望みをつないだ。

 次は28日の東京ガス戦(横浜スタジアム)。「ガスにはこんなに簡単には勝てない。今日を最低限と思って臨む」と赤津は撃破を誓っていた。