Bリーグ第5節が25日、立川立飛アリーナなどで行われ、川崎ブレイブサンダースがエースのユニホーム忘れが響き、アルバルク東京に91-99と競り負けた。昨季の得点王ニック・ファジーカス(32)がホテルにユニホームを忘れ先発を外れた。途中出場して40得点の活躍も、動揺したチームメートの得点は伸びなかった。川崎は3敗目。A東京は8勝1敗で首位を守った。

 ファジーカスがホテルにユニホームを忘れたことに気づいたのは試合開始1時間前。北監督も「記憶にない」というエースの先発回避にチームは動揺を引きずった。汚名返上へとファジーカスはBリーグ開幕以来、自己最多の40得点をマーク。それでも、篠山主将の14点以外は全員1ケタ得点。北監督は「こういうことがあると結果に響く」。篠山主将も「うちは年に1、2回こういうことがある」と笑うしかなかった。