樋口新葉(16=東京・日本橋女学館高)がSP70・53点で2位発進となった。
本田真凜(16=大阪・関大高)は、66・90点で6位。三原舞依(18=シスメックス)も同得点の66・90点だったが、技術点の低かった三原が7位となった。
ガブリエル・デールマン(19=カナダ)が70・65点で首位。3位にエレーナ・ラジオノワ(18=ロシア)が入った。
フリーは4日に行われる。シリーズ上位6人が12月7日開幕のGPファイナル(名古屋)に進む。
本田真凜
<演技構成>
3Lz+3T/FSSp/StSq/CCoSp/3Lo/2A/LSp
冒頭の3回転フリップ-3回転トーループは綺麗なジャンプでうまく着氷したが、3回転トーループは回転不足に。全身を使い優雅に曲に合わせ滑る。終盤での3回転ルッツ、ダブルアクセルも着氷。演技後は笑顔をみせ客席の声援に応えた。リンクに投げ込まれたピカチュウの大きなぬいぐるみを抱え、キスアンドクライに向かった。
- 女子SPで華麗な演技を披露する本田(撮影・山崎安昭)
- 女子SPで華麗な演技を見せる本田(撮影・山崎安昭)
- 女子SPの演技を終えた本田は、プレゼントのピカチュウのぬいぐるみを抱き笑顔を見せる(撮影・山崎安昭)
三原舞依
<演技構成>
3Lz+3T/CCoSp/FSSp/2A/3F/StSq/LSp
冒頭の3回転ルッツ-3回転トーループは難なく着氷。中盤でのダブルアクセル、続けての3回転フリップも着氷。演技後は少し笑顔を見せたが、あまり表情を崩さず客席に手を振りキスアンドクライに向かった。
- 女子SPで演技する三原(撮影・山崎安昭)
- 女子SPで演技する三原(撮影・山崎安昭)
- 女子SPの演技を終えた三原(左)は中野コーチにねぎらわれる(撮影・山崎安昭)
樋口新葉
<演技構成>
2A/FCSp/CCoSp/3Lz+3T/3F/StSq/LSp
冒頭のダブルアクセルは高いジャンプでうまく着氷。中盤の3回転ルッツ-3回転トーループや3回転フリップも大きなミスなく着氷。終盤では両手を大きく使い演技。演技後はリンクサイドで見守ったコーチは笑顔を見せたが、樋口は表情をあまり崩さず声援に応えた
- 女子SPで演技する樋口(撮影・山崎安昭)
- 女子SPで演技する樋口(撮影・山崎安昭)
- 女子SPで演技する樋口(撮影・山崎安昭)
- 女子SPの演技を終えた樋口は得点を確認して笑顔を見せる。左は岡崎コーチ(撮影・山崎安昭)
- SPで2位発進した樋口は会見で振り返る(撮影・山崎安昭)
ガブリエル・デールマン
- 女子SPで演技するデールマン(撮影・山崎安昭)
エレーナ・ラジオノワ
- 女子SPで演技するラジオノワ(撮影・山崎安昭)
<SP成績>
順位 | 選手 | 得点 |
---|---|---|
1 | ガブリエル・デールマン | 70.65 |
2 | 樋口新葉 | 70.53 |
3 | エレーナ・ラジオノワ | 70.48 |
4 | アリーナ・ザギトワ | 69.44 |
5 | エリザベータ・トゥクタミシェワ | 67.10 |
6 | 本田真凜 | 66.90 |
7 | 三原舞依 | 66.90 |
8 | 李香凝 | 59.20 |
9 | チェ・ダビン | 53.93 |
10 | アンバー・グレン | 52.61 |
11 | 趙子セン | 50.39 |
<第1グループ>
趙子セン(中国)
李香凝(中国)
アンバー・グレン(米国)
アリーナ・ザギトワ(ロシア)
本田真凜(大阪・関大高)
<第2グループ>
エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)
チェ・ダビン(韓国)
三原舞依(シスメックス)
樋口新葉(東京・日本橋女学館高)
エレーナ・ラジオノワ(ロシア)
ガブリエル・デールマン(カナダ)
午前練習
- 午前練習で調整する本田(撮影・山崎安昭)
- 午前練習でSPの演技を確かめる三原(撮影・山崎安昭)
- 午前練習でSPの演技を確かめる樋口(撮影・山崎安昭)