バイアスロン男子の立崎幹人、女子の立崎芙由子(ともに自衛隊)らワールドカップ(W杯)遠征メンバーが3日、ノルウェーでの合宿に向けて成田空港から出発した。女子は来年2月の平昌冬季五輪の出場4枠を確保している。男子は24日に開幕するW杯で、1月下旬までの6戦の成績で出場枠獲得を目指す。

 2010年バンクーバー、14年ソチ両五輪代表の立崎芙は、平昌(ピョンチャン)大会を見据え「W杯で1桁順位に入っておきたい。殻を破らないと」と話した。夫の立崎幹は合宿での課題にスキー技術や持久力の向上を挙げ「6試合とも崩れることなく安定した力を出すことが大事」と好成績を期した。