スポーツ仲裁裁判所(CAS)は6日、2014年ソチ冬季五輪のドーピング再検査で違反を認定され、国際オリンピック委員会(IOC)から失格処分を受けたロシアの22選手が処分を不服として提訴したと発表した。

 IOCは五輪からの永久追放を決めたが、選手たちは来年2月の平昌(ピョンチャン)五輪までの資格回復を求めた。

 提訴した選手にはボブスレー男子で2個の金メダルを獲得したアレクサンドル・ズブコフや、スピードスケート女子500メートルの銀メダリストだったオリガ・ファトクリナらが名を連ねた。