フィギュアスケート女子で平昌五輪に出場する宮原知子(19=関大)と坂本花織(17=シスメックス)が23日、4大陸選手権(24日開幕、台湾・台北アリーナ)に向けて最終調整を行った。

 24日のショートプログラム(SP)に向け、宮原は「SAYURI」の曲をかけての練習でジャンプ3つをノーミス。坂本も「月光」をジャンプのミス無くこなし、本番に向けて仕上げた。

 宮原を指導する浜田美栄コーチは「場慣れもある。試合で感覚をつかみたい」と五輪に向けての今大会の位置づけを示した。坂本は右足の指にうおのめができており、痛みを気にする場面も多いが、中野園子コーチは「今日は今までで一番マシだったみたい」と前向きに振り返った。