平昌冬季五輪のアイスホッケー女子日本代表FW小野粧子が10日、現役引退を表明した。東京都内で行われた日体大の五輪・パラリンピック報告会に出た後「悩んだが、やる気が上がってこなかった」と話した。

 北海道出身、日体大女短大出の小野はチーム最年長の36歳で平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)に初出場。2勝3敗だったチームで全試合に出場し1ゴール1アシストだった。今後は普及や強化に関わりたいという。

 スピードスケート・ショートトラック男子の平昌五輪代表で9日に引退を発表した坂爪亮介も報告会に参加し「次を目指すエネルギーがない。悔いはない」と語った。