バスケットボール男子のワールドカップ(W杯)アジア1次予選でオーストラリアと対戦する日本代表のメンバーが28日、発表された。

 NCAA(全米大学体育協会)1部のゴンザガ大でプレーする八村塁(20)も名を連ねた。試合会場となる千葉ポートアリーナで練習を終えた八村は「すごく楽しみです」。初めてとなるW敗予選のメンバー入りも、リラックスした表情だった。

 203センチ、102キロの恵まれた体格。リバウンド、そこからの速攻などでB組4戦4敗の最下位に沈む日本の起爆剤となることが期待される。「ディフェンスでもオフェンスでも助けられたらいい」と抱負を語った。

 発表された12人のメンバーは以下の通り。富樫勇樹(24=千葉ジェッツ)辻直人(28=川崎ブレイブサンダース)比江島慎(27=シーホース三河)篠山竜青(29=川崎ブレイブサンダース)太田敦也(34=三遠ネオフェニックス)竹内譲次(33=アルバルク東京)馬場雄大(22=アルバルク東京)ファジーカス・ニック(32=川崎ブレイブサンダース)八村塁(20=米ゴンザカ大)田中大貴(26=アルバルク東京)永吉佑也(26=京都ハンナリーズ)古川孝敏(30=琉球ゴールデンキングス)