アメリカンフットボールの日大新監督選考委員に、5月に日大選手が反則した定期戦の対戦相手である関学大OBが内定した。元TBSのアナウンサーで、Xリーグのアサヒビール・ヘッドコーチを務める有馬隼人氏(40)。3日に自らがキャスターを務めるTOKYO MXのニュース番組などで明かした。

 有馬氏はこれまでキャスターとして、日大の反則問題に関する会見などを取材していた。外部で構成する選考委員会で監督らを最終決定することを確認した上で「選手が今季プレーできるかどうか。力になりたい」と委員を引き受けたという。選考基準として「コミュニケーション力があり、選手と胸の内を知り合って、信頼しあって、日々過ごせるかが一番」と話した。

 他の委員は弁護士、スポーツに関する有識者らで構成されるとも話し、今日4日にも日大から発表されるという。コーチを含めた日大の指導者公募には、外国人7人を含む69人が応募している。