世界19位の大坂なおみ(20=日清食品)が3年連続で3回戦に進出だ。予選勝者で同162位のグルシュコ(イスラエル)を全く相手にせず、6-2、6-0のわずか50分でストレート勝ち。「とてもうれしい。サーブが特に良かった」と喜んだ。

大坂は、第1セット2オールから、何と一気に10ゲームを連取。サービスゲームを落とさないばかりか、ブレークポイントさえ与えない完勝だった。3年連続3回戦は、非常に安定した成績だが「逆に2年連続で3回戦で負けていること。自分にプレッシャーはかけたくないが、今度は期待したい」。

3回戦では、自身初の全米16強入りをかけ同33位のサスノビッチ(ベラルーシ)と対戦する。対戦成績は大坂の1勝0敗。16年東レ・パンパシフィック・オープンの準々決勝でストレート勝ちしている。しかし、「彼女はとてもいい選手」と気を引き締めていた。もし勝てば、日本女子の全米16強入りは、04年の杉山愛、浅越しのぶ以来14年ぶりとなる。