女子200メートル平泳ぎは、渡部香生子(早大4年)が2分24秒18で優勝。100メートル平泳ぎと合わせ、2年連続3度目の2冠に輝いた。

ジャカルタアジア大会で連覇を果たした渡部。予選とは違って、前半から飛ばした。100メートルを1分9秒44のトップで、2位の石田華子(日体大4年)に0秒82折り返すと、後半もその差を0秒10広げた。

「このレースでは、積極的なレースをしたいと思っていた」という渡部。「タイムはちょっと満足いかないところもあるが、今出せる力は出せたと思う」と納得しながら話した。

同種目で16年リオ五輪は準決勝敗退、その後もしばらく不振だった15年世界選手権金メダルの実力者。これからは来年の世界選手権、20年東京五輪に改めて照準を合わせる。