全米覇者、世界4位で女子テニスのツアー最終戦WTAファイナル(シンガポール)初出場の大坂なおみ(21=日清食品)は準決勝進出を逃した。26日、1次リーグ最終戦で、同9位のキキ・ベルテンス(オランダ)と対戦。第1セット3-6の9ゲーム終了時点で左足の痛みのため棄権した。ベルテンスに勝つことで1次突破の望みは残っていたが、悔しい結末となった。
大 坂 | 0 | 3-6 - - | 0 | ベルテンス |
第1セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | 計 | |
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大 坂 | ○ | ○ | ○ | 3 | ||||||||||
ベルテ | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | 6 |
○はキープ、◎はブレーク、Tはタイブレーク
▼第9ゲーム 大坂のサーブ。テーピングをまき直して登場。リズムが合わないのか連続でポイントを許し0-40。ベルテンスのサービスエースが決まり、ラブゲームでベルテンスがブレーク。大坂は再びトレーナーと話し合う。試合続行不可能と判断し、棄権を決める。
▼第8ゲーム ベルテンスのサーブ。大坂がテーピングをまく左足が気になるのか、一気にポイントを失う。40-0。最後はベルテンスのフォアが決まり、ラブゲームでキープ。大坂はドクターを呼ぶ。話し合った末にメディカルタイムアウト。ロッカーに戻り治療。
▼第7ゲーム 大坂のサーブ。大坂は連続でポイントを失い0-30。大坂のバックのクロスがアウトで、ベルテンスがトリプルブレークポイント。ベルテンスのフォアがアウトで40-15。大坂のリターンがアウトで、ベルテンスがこの試合初のブレーク。大坂はタイムアウトを取り、コーチと話し合う。足のことを聞かれ「ちょっと痛い」と答える。
▼第6ゲーム ベルテンスのサーブ。15-15からベルテンスがロブを絡めた攻撃でポイントを奪って30-15。ベルテンスが連続ポイントでキープ。
▼第5ゲーム 大坂のサーブ。積極的な攻めで大坂が一気に40-0。ベルテンスのフォアがアウトで、大坂がキープ。
▼第4ゲーム ベルテンスのサーブ。15-15から大坂のリターンがネットで30-15。大坂のフォアがネットで40-15。大坂のフォアのクロスが決まって40-30。大坂が相手を振り回してジュース。2度目のジュースの末、大坂のリターンが外れて、ベルテンスがキープ。
▼第3ゲーム 大坂のサーブ。30-15からベルテンスのリターンがアウトで40-15。時速189キロの強烈なサービスエースでキープ。
▼第2ゲーム ベルテンスのサーブ。40-15から、大坂のリターンがネットで、ベルテンスがあっさりとキープ。
▼第1ゲーム 大坂のサーブ。大坂は左太ももにテーピングを巻く。長いラリーの末、フォアのクロスが決まって15-0。ベルテンスに1ポイント返されて15-15。強烈なサーブで、ベルテンスのレシーブがネットで30-15。ベルテンスのバックがネットで、40-15とゲームポイントも、1ポイント返されて40-30。ベルテンスのリターンが奥に決まってジュース。3度目のジュースの末、最後は大坂がバックのクロスを決めて、キープスタート。
- 大坂なおみ(2018年9月8日撮影)