16年リオデジャネイロ・オリンピック女子代表の宮川紗江選手(19=高須クリニック)の代理人を務める山口政貴弁護士は13日、日本協会の塚原光男副会長(70)、塚原千恵子女子強化本部長(71)によるパワハラはなかったとする第三者委員会の調査結果に対し、新たな主張はせず、練習に集中する意向を示した。

宮川選手とその家族、速見コーチらの意思を確認した上で「みなさんの総意がまとまり、練習に集中すると決めた」とした。宮川選手は速見コーチの古巣である徳洲会体操クラブで本格的な練習を再開しており、復帰戦は未定という。