SP2位の坂本花織(18=シスメックス)がフリー152・36点、合計228・01点で逆転初優勝を飾った。来年3月に開催される世界選手権の代表切符も手にした。

グランプリ(GP)ファイナルで初優勝を飾った紀平梨花(16=関大KFSC)はフリー155・01点、合計223・76点で2位。大会5連覇を狙ったSP首位の宮原知子(20=関大)はフリーで146・58点、合計223・34点で3位。

▽坂本花織の話 今は全然(優勝の)実感がなくて、いろんなジャンプがいつもの勢いがなくて上位はないかなと思っていたので、初めて(合計で)220点を超えることができて(フリーでも)150点が出たので点数には満足です。(最終滑走は)鼓動が聞こえるくらい緊張していたけど、先生とつくり上げたフリーを最後までしっかり滑り切れたので良かった。