日本オリンピック委員会(JOC)は12日、フランスのルモンド紙などが20年東京オリンピック(五輪)招致を巡る贈賄疑惑で、フランス捜査当局がJOC竹田恒和会長(71)を贈賄の容疑者とする捜査開始を決定したと伝えた報道について、竹田会長自身が15日に都内で記者会見を行うことを発表した。

竹田会長は11日、昨年12月10日にフランス・パリでヒアリングを受けたことを認めた上で「(JOCの)調査チームが報告してきたことを全部話した。それ以上のことを話されたり、向こうからの提示もない」と語っている。同日にはJOCを通じてコメントも発表しているが、15日の記者会見では従来の説明を自らの口であらためて発信することになる見通しだ。