昨年のサーフィン世界ジュニア選手権で男子18歳以下で優勝した上山久里朱(くりす、18)が13日、横浜市内で行われたボードカルチャー&ファッション展示会「インタースタイル」内でのイベントに出席して、20年東京オリンピック(五輪)への思いを語った。

同選手権での優勝をきっかけに東京五輪出場への思いが高まったといい、東京五輪での目標を聞かれると「金メダルです」と堂々と宣言した。

だが東京五輪出場が決まっている訳ではない。3月末に強化指定選手による強化合宿が行われ、その中から選出された男女各16名が、5月開催の日本一を決める「ジャパンオープンオブザサーフィン」の出場権を得る。優勝すれば、20年東京五輪の各大陸予選を兼ねたワールドゲームズ(9月7日開幕、宮崎)への出場権が得られ、アジアチャンピオンになると東京五輪代表候補になる。

ハードルはいくつもあり、まずは強化合宿でのアピールが必須だが「強化合宿で16人に選ばれて、今年のジャパンオープンで優勝して、その後の世界選手権(ワールドゲームズ)でも勝ちたい」と代表への道しるべを、早くも脳裏に描いていた。