日本オリンピック委員会(JOC)選手強化本部長で全日本柔道連盟会長の山下泰裕氏(61)が20日、柔道日本代表の愛称「ゴジラジャパン」について言及した。東京・日本武道館で行われた柔道全国高校選手権に訪れ、19日に発表された「ゴジラジャパン」に関して「個人的には非常にポジティブなイメージ。選手には(自身のモットーでもあった)畳の上では野獣、畳を下りたら紳士になってもらいたい。柔道は格闘技でありながら礼儀もあるし、男女とも松本薫さんみたいになってもらいたい」と“野獣化”を推進した。

さらに、16年7月に公開された映画「シン・ゴジラ」を2回観たほどのゴジラファンであることも明かした。

20年東京五輪の招致疑惑を巡って、JOCの竹田恒和会長(71)が辞意を表明し、新会長の最有力候補として名が挙がっているが「正式に次の候補が決まるまでは何も話せないし、コメントも出来ない。もちろん、仮定の話も含めて。(JOC理事会が行われた)昨日は(報道陣の)フラッシュ焼けしたよ」と、冗談交じりに疲れた表情で会場を後にした。