千葉ジェッツ(東地区1位)が88-83で栃木ブレックス(同2位)を破り2年連続で決勝に進出した。

ライバル栃木に主導権を渡さず、ホーム初の2連勝で決勝切符をつかんだ。琉球(西地区1位)は62-56でA東京(ワイルドカード)を破り、対戦成績1勝1敗で6日の第3戦に持ち込んだ。決勝は11日に行われる。

昨年準Vのリベンジへ難関を突破した。しつこいマークを受けながらチーム最多21得点を挙げた日本代表のPG富樫は「気にせずシンプルにプレーした」と相手を引きつけてスペースを作り、攻撃につなげた。終盤にはPG西村の3Pシュートをトリッキーなパスでお膳立て。相手SG比江島の動きも固いディフェスで封じ、攻守にわたって貢献した。富樫は「1年間このためにやってきた。必ず日本一になる」と誓った。