日本は中国に0-3(10-25、9-25、12-25)で敗れ、2連敗となった。中国は2勝。

世界ランキング10位の日本は、同2位でアジア最強の中国に対して第1セットの立ち上がりに4-2とリードしたものの、その後はパワーとスピードに押し切られてしまった。

真野嘉久監督は「昨日よりはのびのびやっていたが、あまりに点が開きすぎた。各セット20点は取って、1セットはうのが目標だったが…」と苦笑い。

23日の開幕戦でも世界6位のカナダにストレート負け。地元の小学生を中心に1213人の観衆が集まったことで、選手が自国開催にもかかわらず雰囲気にのまれてしまったという。

見てくれる小学生にシッティングバレーを楽しんでもらおう-。前夜のミーティングで確認した通り、この日は全員が諦めずにボールをつなぐ姿勢を見せたが及ばなかった。

25日にはこの日カナダを下したイタリアと対戦する。世界11位ながら昨年の世界選手権4位の強豪だ。西家道代主将は「ムードは良くなっている。相手にチャンスを与えず、先に攻撃したい」と勝利に執念を見せた。

日本代表強化と競技普及を目的に初めて開催された大会は4カ国が総当たりの1次リーグを戦い、その結果で26日に決勝、3位決定戦が行われる。