黒星のトンネルから抜け出せない中、光明になったのがCF渡辺愛加(24)だった。チームでただ1人の2ケタ得点16得点。

「先輩たちから思い切って打てと言われた」。隙を見ての3点シュートに、リング下に強引に割って入る積極性を見せた。3点シュートが4本中2本、2点は9本中5本と高確率で成功させた。

4試合連続先発出場。開幕当初はシュートタッチに違和感があったが、小川忠晴監督(49)から「足を使って打つように」とアドバイスを受け、試合で修正した。ただチームの連敗に喜びはない。「気持ちを切り替えないと」と表情を引き締めた。