2020年東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会は26日正午、五輪チケット2次抽選販売の応募を締め切った。1次抽選と比べ、ラグビーワールドカップ(W杯)の影響を受けて、7人制ラグビーへの応募が急増。組織委の高谷正哲スポークスパーソンは「倍どころではない」と、その人気ぶりを表現した。1次と同様、開閉会式への人気は集中した。

13日未明から始まった2次抽選。公式販売サイトへの累計アクセス数は約645万件となった。1次では約2425万件だった。申し込みに必要なID登録者数は、13日午前0時で775万4360人だったが、この日正午では817万4768人に増えた。

1次では応募締め切り間際に最大101万人が待機し、待ち時間が約3時間30分になるなどし、組織委が締め切りを半日延長する対応策を取ったが、この日は混乱はなかった。2次の最大待機者数は13日午後5時45分ごろで約8万2000人。最大待ち時間は、同6時15分で約55分だった。

抽選結果は12月18日未明に公表される。当選者の購入期限は来年1月10日午後11時59分まで。コンビニでの現金決済を選択した当選者は、同12日午後11時59分までとなる。