東京オリンピック(五輪)で、五輪出場を狙う女子ダブルス第10シードの青山修子(32=近藤乳業)、柴原瑛菜(21=橋本総業)組が1回戦を突破した。ミネン、バンアイトバンク(ともにベルギー)組を7-5、7-6のストレートで下した。

青山は、現在、ダブルス世界27位で、日本女子では最高位だ。柴原は同31位で、それに次ぐ。両社の合計が58位となり、現在の世界ランキングのままなら、東京五輪の女子ダブルス出場圏内だ。青山は、五輪出場権が決まる6月8日発表の世界ランキングまで、失効点が少ないため、勝てばポイントが上積みになる。逆に、柴原はそれまでに500点以上、失効する点があるため、同等の成績を残していく必要がある。まずは、必ず世界ランクにポイントが加算されるこの全豪で上位に進出し、少しでも上積みを狙う。

◆全豪オープンテニスは、WOWOWで1月20日~2月2日、連日生中継。WOWOWメンバーズオンデマンドでも配信