16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)の体操で女子4冠に輝いたシモーン・バイルス(23=米国)が驚異の「着替え」を披露した。
「倒立チャレンジ」と銘打ち、ツイッターに投稿した動画で、逆立ちしながら長ズボンを脱ぐという妙技を見せた。ピンク色のジャージーを着て逆立ちすると、片方の足でもう片方のズボンをまくっていく。すさまじい身体バランスで体を逆さに保ちながら、少しずつジャージーをずらしていき、約1分で見事に脱がせきってみせた。日本も含め、各国の体操選手がさまざまな「チャレンジ」を投稿しているが、さすが絶対女王のすごさを十分に見せつける形となった。
バイルスはリオ五輪後に休養し、復帰した18年以降はさらにスケールアップした実力を発揮してきた。昨年10月の世界選手権では男女を通じて最高のJ難度となる床運動の新技「バイルス2」(後方抱え込み2回宙返り3回ひねり)に成功。史上2人目の5冠を達成し、東京五輪でいくつの金メダルを手にするかが注目されていた。
1年間の延期が決定した後の1日には米NBCテレビの番組に出演し、「何も考えられず、ただ座って泣いていた。身体的な部分はコーチもいて問題ないと思う。でも、もう1年やるという精神的な負担は私を含めてどの選手にもあると思う」と述べていた。


