ラグビー元日本代表プロップで「バズ」の愛称でファン、選手から愛される浅原拓真(32=日野)の人気コラム「バズ画伯のナイショ話」が帰ってきた!

19年W杯期間中に話題を呼んだ「バズ画伯」。新型コロナウイルスの影響で自粛が続く中、ラグビーファンに少しでも明るい話題を届けようと、親交の深い選手の近況をバズ自ら“取材”し、得意の絵とともに随時お届けします。

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2児の父でもある浅原にラグビーをしている子どもたちへのアドバイスを聞くと「常にポジティブであること」と答えた。「ラグビーは自分の振る舞いが仲間に影響を与えるスポーツ。しんどくなってくると、つい人のプレーに目がいき、不満を言いたくなるが、そこでいかに我慢ができるかが大事」と力を込めた。

東芝時代にともに戦ったリーチからも大きな影響を受けたとし「誰かのせいにするのではなく、練習中でも試合中でも、ポジティブに100%の力を出す姿を見せること。それが信頼につながるし、チーム力を向上させる」と経験をもとに語った。

日本代表や、スーパーラグビーの日本チーム、サンウルブズではスクラムでチームを支えてきた。スクラムの極意については「ファーストパンチ。いかに後手に回らず、先手を取りに行けるか。撃たれる前に撃つイメージです」とした。

◆浅原拓真(あさはら・たくま)1987年(昭62)9月7日、山梨県生まれ。甲府工、法大から10年に東芝入り。19年日野へ移籍。13年4月に日本代表デビュー。現在12キャップ。映画「トイストーリー」のキャラクター「バズ・ライトイヤー」に似ていることから、愛称はバズ。ポジションはプロップ。179センチ、113キロ。家族は夫人と1男1女。