バスケットボールBリーグの島田慎二チェアマン(49)は13日、都内で会見を開き、20-21シーズン開幕カードなどのシーズン概要発表を行った。B1開幕戦は10月2日のアルバルク(A)東京-川崎ブレイブサンダース(アリーナ立川立飛)となった。

登壇した島田氏は最初に「国難が続く中、バスケットを通じて少しでも社会に貢献していきたい」と話した。さらに多くの外国籍選手を抱えるリーグとして「安全に開催されることが、1年延期となった東京五輪につながっていく」と述べた。開幕から観客を入れて行う予定だが、国のガイドラインに基づき、他のスポーツともコミュニケーションを取りながら、人数を制限して対応していく。

開幕戦のカードに決まったA東京の田中はシーズンの目標を色紙に「欲」と書いた。「個人的には東京五輪もあるし成長していきたい」。初優勝を狙う川崎の藤井は「チャンピオンに1度もなったことがない。違ったシーズンになるのでコンディションを整えていい試合を見せたい」とそれぞれ決意を述べた。

また昨シーズン限りで現役を引退した折茂武彦氏(現レバンガ北海道社長)が7月よりリーグ発展をサポートする「Bリーグナビゲーター」に就任したことも発表された。

オールスターゲームは1月16日または17日(または2日間)に茨城・水戸市のアダストリアみとアリーナで行われる。B1開幕カードは以下の通り。A東京-川崎、宇都宮-琉球、渋谷-三河、新潟-横浜、信州-秋田、三遠-千葉、名古屋D-北海道、滋賀-島根、京都-富山、大阪-広島(すべて上段がホーム)。