8月15日、スペイン・バルセロナのバルセロナ・カタルーニャ・サーキットで第6戦スペインGPの予選が行なわれ、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。通算92回目。

金曜フリー走行から圧倒的な速さを見せたメルセデスAMG勢によるポールポジション争いとなったが、ハミルトンが終始先行してQ3のアタックでもしっかりと各セクターをまとめ上げ、ボッタスに0.059秒差でポールポジションを獲得した。

8月のこんなに暑いバルセロナは初めてだし身体的にタフだけど、タイヤにも厳しいしマネージメントが必要だった。暑いとリアをオーバーヒートさせないようにコーナーの立ち上がりで注意しなければならない。昨日はレッドブルがとても速かったから夜10時までエンジニアたちと何ができるか話し合ったんだ。でもまだ仕事は終わりじゃない、明日も全力で戦うよ」

レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは0.708秒差の3位。4位・5位にはレーシングポイント勢が並び、レッドブルのアレクサンダー・アルボンは1.445秒差の6位となった。

「これが今の僕らにできる最大限の結果だよ。決勝ではもっとメルセデスAMG勢に近付けるはずだけど、少しでも彼らに楽をさせないように全力を尽すよ」(フェルスタッペン)

(米家峰起通信員)