B1新潟アルビレックスBBは76-96で千葉ジェッツに敗れ、プレシーズンゲーム5連敗になった。敗戦の中、SFロスコ・アレン(27)が26得点11リバウンド。チーム合流から約3週間が経過し、コンディションが整ってきた。

アレンが本領を発揮した。「攻撃もリバウンドもアグレッシブに行った」。第1クオーター(Q)、3点シュート1本を含む10得点。第3Qも8点を奪った。7本放ったフリースローはすべて成功。「速く動けるようになってきた。もっと上げていきたい」と好調を実感。プレシーズン5戦目を迎え、試合感覚もさえてきた。

チームは第1Qで20-22と競りながら、第2Qのスコアで9-30と差をつけられた。福田将吾監督(36)が「第2Qのようにアレンとヘンドリックスが引いた時が課題」と言うように、まだチームは不安定。そんな中、アレンの上昇気配が収穫になった。【斎藤慎一郎】