男子成年は小林陵侑(23=土屋ホーム)が1回目138メートル、2回目133・5メートルの合計269・1点で2年連続3度目の優勝を決めた。

同少年は坂野旭飛(15=札幌栄南中)が初優勝。女子は伊藤有希(26=土屋ホーム)が3年ぶり6度目の頂点に立ち、高梨沙羅(24=クラレ)は2位だった。

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男子成年で2連覇の小林陵は「調子は少しずつ上がってきている」と言った。試合を重ねるごとに、空中姿勢に手応えをつかんでいる。今季開幕戦が行われた長野・白馬村では宿舎のベッドが体に合わずに腰を痛めていたが、北海道に戻って回復。前日には買い替えた電気自動車が納車となり、気分も良好。「コンスタントに良いジャンプができれば」と先を見据えた。