札幌スキー連盟は12日、来年に開催予定だったノルディックスキー・ジャンプのW杯札幌大会を、新型コロナウイルスの影響で中止すると発表した。

大倉山ジャンプ競技場で1月9、10日に女子、2月6、7日に男子の計4戦を行う日程だった。すでに女子は1月中旬の山形市蔵王での3戦も中止が決まっており、今シーズンの国内でのW杯開催はなくなった。

これを受け日本のエース高梨沙羅(24)は「日本でのW杯蔵王大会中止に続いて札幌大会も中止になるのはとても残念ですが、現在の感染拡大状況を考えるとやむを得ない判断だと思います。W杯開催に向けて尽力してくださった関係者、日本での開催を楽しみにしてくださった皆様には大変感謝しています。安心して安全な環境のもと開催出来る日を私も楽しみにしています。一日も早い新型コロナウイルス感染の収束と皆様のご健勝をお祈り申し上げます」とのコメントを発表した。