札幌スキー連盟は12日、来年開催予定だったノルディックスキー・ジャンプ男女のW杯札幌大会の中止を発表した。

女子が1月9日、男子が2月6日から2日間、札幌・大倉山ジャンプ競技場で試合を開催する予定だったが、同連盟は北海道内の新型コロナウイルス感染拡大の現状を鑑み、参加選手や大会関係者の安全確保を最優先するため、判断したという。女子の高梨沙羅(24=クラレ)は「現在の感染拡大状況を考えるとやむを得ない判断だと思います」とコメント。男子の小林陵侑(24=土屋ホーム)は「地元開催の札幌W杯中止はとても残念ですけど、3月のシーズン終了まで遠征を頑張ります」と、気持ちを切り替えている。